新・樺太伝道物語(しん・からふとでんどうものがたり)
新・樺太伝道物語
(083)
書名 | 新・樺太伝道物語 |
副題 | ─サハリンへ渡った伝道者達─ |
著者 | 天理教北海道教務支庁編 |
体裁 | A5判並製 |
ページ数 | 224ページ |
定価 | 1,320円(税込み) |
送料 | 300円 |
ISBN | 978-4-8426-0116-8 |
本の内容 | 北海道稚内から航路で二時間余、そこにロシア領サハリン(樺太島)がある。 明治三十八年の日露戦争終結後、樺太は北緯五十度線を境に北樺太(ロシア領)と南樺太(日本領)に分けられた。森林・水産・地下資源が豊富なこの島に、一攫千金を夢見て多くの日本人が渡った。その中には布教目的の天理教布教師も数多くいた。 布教師の中には志半ばで引揚げた人、樺太の土になった人、貧困や嘲笑に堪え、零下四十度もの極寒をものともせず教会設立を果たした人たちがいる。終戦前まで五十五カ所の教会が存在していた。 戦後七十年、本著は樺太伝道の歴史を新たに掘り起こした貴重な資料であり、先人の白熱的な信仰を今に伝える記録である。 |