桜奉行 幕末奈良を再生した男 川路聖謨
桜奉行 幕末奈良を再生した男 川路聖謨
(086)
書名 | 桜奉行 |
副題 | 幕末奈良を再生した男 川路聖謨 |
著者 | 出久根達郎 |
体裁 | 四六判上製 |
ページ数 | 344ページ |
定価 | 1980円(税込み) |
送料 | 300円 |
ISBN | 978-4842601205 |
本の内容 | 大国ロシア相手に和親条約締結を成し遂げた幕末敏腕外交官・川路聖謨 その知られざる奈良奉行時代を直木賞作家が描く明治元年三月十五日──江戸城総攻撃の日 前日の勝・西郷会談での攻撃回避決定を知らなかった川路聖謨(としあきら)は切腹の上ピストル自殺した──その時彼の目に映ったものは 奉行として初めて目にした古都奈良の桜ではなかったか 世相がすさみ町も寺もあれていた奈良を立て直した人間味豊かな川路。なかでも特筆すべきは庶民も巻き込んだ桜楓の植樹活動である その時植えられた桜は 百六十年たった今も 奉行所の裏を流れる佐保川の堤で美しい花を咲かせている |