迫害・受難のいばらを越えて ―初代真柱様二代真柱様ご苦労の道―
迫害・受難のいばらを越えて
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書名 | 迫害・受難のいばらを越えて |
副題 | ―初代真柱様二代真柱様ご苦労の道― |
著者 | 飯田照明 |
体裁 | A5判並製 |
ページ数 | 240ページ |
定価 | 本体1650円(税込み) |
送料 | 300円 |
ISBN | 978-4842601243 |
本の内容 | 終戦後、日本の憲法が制定され「信教の自由」が保障されるまで、国民には信仰の自由などまったくなかった。それゆえ、大和に生まれた天理教は教祖ご在世当時から約一世紀の長きにわたって幾多の反対攻撃を受けた。 本書は、教祖が現身を隠された明治二十年代から終戦直前までの官民一体の迫害、弾圧の歴史を取り上げ、その中を通り抜けた初代真柱様、二代真柱様の茨道をまとめたものである。 村民の反対攻撃はもとより、教祖一年祭での官憲の乱入、政府から日清戦争の軍資金、人夫の要求、神道からの一派独立運動への妨害、「淫祠邪教」と決めつけて出された内務省秘密訓令とその取り締まり、国民・マスコミ一体の攻撃、国会に出された解散請求願書と追及、原典没収を狙った税務事件等々の数々の圧力がかかり、天理教は教団存亡にもかかわる反対攻撃、迫害を受けた。 さらに昭和十年代、軍国主義化高揚とともに「革新」の名で統制された教義の変更と削除、戦争協力を迫った炭鉱奉仕の動員等々、天理教は教祖の御教えがそのまま宣布できないきびしい迫害、弾圧を受けたのである。 この時代、大本教、ひとのみちなど諸宗教も壊滅に近い弾圧を受けたが、特定の一宗教がこれほどまで長年にわたって迫害され、弾圧を受けた宗教も世界に類をみない。 本書はその実態と真相を、一般書籍と数少ない天理教資料を駆使して明らかにしている。 |