おたすけ楽し ―『陽気』巻頭言集―
おたすけ楽し―『陽気』巻頭言集―
書名 | おたすけ楽し |
副題 | ―『陽気』巻頭言集― |
著者 | 冨松 幹禎 |
体裁 | 46判 |
ページ数 | 224ページ |
定価 | 1760円(税込) |
送料 | 300円 |
ISBN | 978-4842601380 |
内容紹介
この世で悩みのない人はいない。明日の命に関わる悩みもあれば、病気、事情、人生の行き詰まりまで、今日、大小ありとあらゆる悩みが私たちを取り囲んでいる。 第一章では、こうした悩み苦しむ人たちに寄り添い、たすかる一歩を踏み出そう、と呼び掛けるものである。著者自身の数々のおたすけ談から、おたすけで大事なこと、おたすけのひながた、さらには著者自ら直面した「心の病」のおたすけなどを記している。 第二章では、日常生活においての悩みに対して、明快な教えを説いている。親子関係のつまずき、生と死、出直し(死)などについて。 第三章では、そうした悩みをどのように解きほぐし、脱出するか、心の転換を図っていくか。運命を変えるにはどうすればいいか、失敗から何を学ぶのか、人生のどん底で見つけた希望などを記している。 第四章では、三カ月の修養科のススメ、物を活かす、育つ力など、日々の信仰生活から、指針となるものを記している。天理教では、教祖から「人を救けて我が身救かる」と教えていただいている。たすけ合い、他人の悩みを我が事として導き、たすける心が求められている。著書は、そういう人たすけの行為がいかに大切か、救いとたすけの道筋を明示している。
著者はこれまで、天理教教内の重要な部署を歴任してきた。「実力も指導力もない者が、その部署々々で良き協力者にめぐり会えた」と述懐しているが、その人柄と実行力に惹かれて、今も多くの人が著者の元に寄り集っている。 養徳社社長時代は、月刊誌『陽気』のリニューアルを断行する傍ら、テーマごとの編集方針を示す「巻頭言」を毎月執筆した。八年半にわたるその内容は、各部署でやり遂げてきたもの、あるいは日々の信仰生活の中で培ってきたもの、教えに基づいた信念が余すことなく記されている。 現在、『陽気』誌上で連載中の「おたすけ応援 心の病」シリーズは、虐待や不登校、いじめを始め、障害、躁鬱病、統合失調症、ギャンブル依存症、その他各種の「心の病」を患う人が増えてくる、との先見の明から、著者自ら立案企画し、専門の執筆者の人選まで手掛けたコーナーである。著者自らその研鑽を積み重ね、親身に相談に乗り、実際にその人たちの導きにも当たっている。このたびの『おたすけ楽し』は、それらの体験談や信仰生活の指針となるものを盛り込んだ「巻頭言」を単行本化したものである。
著者について
冨松幹禎(とみまつもとよし)
1944年、奈良県桜井市に生まれる。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。天理教学生会初代委員長。本部布教部長、教化育成部長、青年会本部修練部長、少年会本部委員長、学生担当委員会委員長、よのもと会修練部長、奈良教区主事など歴任。2015年から2023年まで養徳社社長を務める。櫻井大教会五代会長。天理教教会本部本部員。
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